
カリフラワーの育て方について説明します。
カリフラワーの栽培について説明していきます。
カリフラワーは大きさ10㎝から15㎝程度で収穫し、春と冬の収穫を楽しめる野菜です。
ひと様の畑でよく見かける野菜なのではないでしょうか?
今回は菌ちゃん農法で栽培しましたが、施肥についても解説していきます。
この記事は、家庭菜園でカリフラワーを育てたい方向けの内容です。
- カリフラワーの有機栽培方法
- カリフラワーのコンパニオンプランツと後作
- カリフラワーの病害虫
カリフラワーの基本情報


カリフラワーは頂花蕾を収穫する野菜です。
品種にはオレンジや紫のものもあり、らせん状の頂花蕾をもつロマネスコもカリフラワーの一種です。


春採りと冬採りの年2回の収穫をすることができます。
カリフラワーと違い、側花蕾が出ないので、収穫は頂花蕾のみ。
カリフラワーは株をしっかり育てることで、大きな花蕾を収穫できるようになります。



植付けの注意点はこちら
- 花蕾がついたら、外葉で覆って直射日光が当たらないようにして純白を保つ
- 病害虫対策で防虫ネットをする
- 暑さの弱いため、夏植えは遮光ネットを活用する
栽培の流れ



カリフラワーの育て方を解説していきます。
種まき・育苗
安定した収穫と品種を望む方はF1品種。


カリフラワーのF1品種の種を見てみる
収穫後、種を採種し翌年の準備まで考えている方向け


カリフラワーの固定品種の種を見てみる
直播きもできますが、ポットやセルトレイで育てていきます。
春植えは寒さ対策、夏植えは暑さ対策をしていきましょう。






セルトレーに種植えをしていきます。
植付け時期が発芽適温を下回る春先、上回る夏になりますので、発芽を促すための資材活用をしていきましょう。
種 5 粒 / 1ヵ所
種の上に土を軽くかぶせていきたっぷり水をかけてあげましょう。
発芽したら段階的に間引きしていきます。
本葉5~6枚で1本立ちしていきます。
セルトレーの間引きはハサミで行います。




夏場の植付けは苗が大きくならない場合は間引きをせずに定植し、定植後苗が大きくなったタイミングで間引きしていきます。
土づくり



菌ちゃん農法で栽培しているため、元肥や追肥、防虫ネットについては不使用ですが、一般的な有機栽培についても解説していきます。
菌ちゃん農法って…?


- 酸性の土壌で育てると根こぶ病が出やすくなるため、pHは6.0~6.5で調整。入れすぎ注意
- 根が浅いので加湿に弱いため、畝は高畝にする
- 直撒きは深さ約1㎝のまき溝に筋蒔き(2~3㎝間隔)


カリフラワーの元肥


畝立て





菌ちゃん農法の植付けは以下の通り。


菌ちゃん農法は無肥料、無農薬での野菜を育てる農法です。
糸状菌の力を借りて野菜を育てていきます。
マルチは予め20㎝間隔で開けてあります。
少し狭いですが株、条間とも40㎝で植付けしていきます。
菌ちゃん農法の畝づくりは…?


定植






先に紹介したように株間40~50㎝。
条間50~60㎝で植付けしていきます。
写真のように1本立ちよりも植付け時期を優先しています。
活着させるために植付け前にセルトレーに水を与えていきます。
定植後はさらにたっぷり水を与えてあげます。


防虫ネット


カリフラワーはアオムシなどに食害される恐れがあります。
有機栽培で育てる際は防虫ネットはマストになります。
苗が小さいうちに生長点を食害されると収穫まで育てることが難しくなります。
生育初期から収穫期まで食害の恐れは続きます。
見つけたら駆除していきましょう。
間引き


セルトレーやポット、直植えの際、徐々に間引きをしていきます。
本葉4~5枚になったら1本立ちしていくようにしましょう。
間引きはハサミで行います。
追肥・土寄せ


有機栽培の場合、追肥、中耕。
追肥は…
定植後、15日後。
1回目の追肥後、1ヶ月後に2回目の追肥を行います。
同時に土寄せを行います。
菌ちゃん農法では土寄せのみ行います。


追肥1回目の時期
植付け2週間後


追肥2回目の時期
花蕾がつく前
花蕾の保護




頂部に花蕾がついていきます。
白い花蕾は直射日光や霜で傷んで黄色になるため、花蕾を守るために葉で花蕾を覆ってあげます。


外葉で覆って花蕾を守ります。
外葉を切って花蕾の上に乗せ日光を遮るようにする方法でもOKです。
これは花蕾が白の場合で、紫やオレンジ色の場合は紫外線に当たることで発色するため不要です。
収穫




花蕾の大きさが10~15㎝になったら収穫していきます。
ブロッコリーの収穫と違い、わき芽の収穫がないカリフラワーは花蕾を採ったら終了です。


花蕾の下を包丁などで切り、葉を落とし終了です。
収穫が遅れると、花蕾がざらつき隙間ができ味が落ちます。
適期を逃さないように注意しましょう。



菌ちゃん農法すごっ‼
ほんとに虫つかず。
今回のカリフラワーの栽培方法は以上。
無農薬で行う場合は、農法の選定、防虫ネットの使用を加味しておくことが成功の秘訣です。
カリフラワーの後作とコンパニオンプランツ
コンパニオンプランツは近くに植えることで育ちが良くなる野菜の組み合わせのことです。
無農薬でも害虫を遠ざけ、病気になりづらく、健全な野菜を育てつようになります。



同じ畝に植えた場合のおすすめです。
相性の良い組み合わせ(混植)
| 野菜 | 相性の良い理由 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| ネギ類(長ネギ・玉ねぎ・ニラ) | アブラナ科が苦手な害虫(コナガ・アオムシ)がネギの香りを嫌う | 害虫予防、病気の抑制、株が健やかに育つ |
| ニンジン | 根の深さが違い、養分の取り合いが少ない | 土がふかふかになり、互いの生育が安定 |
| セロリ | 香り成分が害虫を遠ざける | アオムシ・ヨトウムシの忌避効果 |
| レタス | 肥料をあまり使わず、根が浅いので競合しない | 畝のスペースを有効活用、雑草抑制 |
| ほうれん草 | 生育が早く、カリフラワーの根を邪魔しない | 早めに収穫でき、畝の効率が上が |
相性の悪い組み合わせ
カリフラワーはアブラナ科となります。
アブラナ科であるダイコンやハクサイなどは同じ病害を共有するため混植はやめておきましょう。
| 野菜 | 相性が悪い理由 | 起こりやすい問題 |
|---|---|---|
| トマト | 根が深く、養分を強く吸う。乾燥を好むため水管理が合わない | カリフラワーが肥料不足・生育不良になりやすい |
| ナス | チッ素を多く必要とし、肥料の奪い合いが起きる | 葉ばかり茂り、花蕾が小さくなる |
| ピーマン・パプリカ | トマト同様、乾燥気味を好む。根の張り方が強い | カリフラワーが水分・養分不足に |
| キュウリ | 水分を大量に必要とし、肥料も多く使う | カリフラワーが徒長しやすく、花蕾が締まらない |
| カボチャ・ズッキーニ | 葉が大きく広がり、日光を奪う | カリフラワーが日照不足で小さくなる |
| スイカ・メロン | つるが広がり、スペースを圧迫する | 風通しが悪くなり病気が出やすい |
| ジャガイモ | 土中の病害(そうか病など)を共有しやすい | 根が弱り、生育不良・病気のリスク増 |
| 同じアブラナ科(キャベツ・ブロッコリー・ハクサイなど) | 害虫(アオムシ・コナガ)が集中しやすい。連作障害も起きやすい | 食害が増える、病気が出やすい |
カリフラワーの後作
カブの収穫後、畑を活かす後作には、土壌の状態・病害虫対策・季節のタイミングを考慮するのがポイントです。
以下におすすめの野菜と注意点をまとめました。
| 野菜 | 特徴 | 後作としてのメリット |
|---|---|---|
| ネギ類(長ネギ・玉ねぎ) | 根が深く、アブラナ科と養分の取り合いが少ない | 土壌殺菌効果があり、アブラナ科の病気リセットに役立つ |
| ニンジン | 根が細く深く伸びる | 土をふかふかにし、連作障害の回復に良い |
| ジャガイモ | ナス科で根の性質が違う | 土を耕す効果があり、アブラナ科の後に相性が良い |
| レタス | 根が浅く、肥料をあまり使わない | 土の養分バランスを整え、畝の再生に向く |
| 枝豆(大豆) | マメ科で根粒菌が土を肥やす | 土に窒素を補給し、次作の野菜が育ちやすくなる |
| サツマイモ | 根が強く、痩せ地でも育つ | 土を耕し、連作障害の回復に役立つ |
後作に向かないもの
同じアブラナ科の野菜、例えばダイコン、キャベツ、ブロッコリーなど。
連作障害のリスクがあります。
| 野菜 | 向かない理由 | 起こりやすい問題 |
|---|---|---|
| キャベツ・ブロッコリー・ハクサイ(アブラナ科) | 同じ科で病害虫(コナガ・アオムシ・根こぶ病)が残る | 連作障害、害虫多発、病気が出やすい |
| ダイコン・カブ(アブラナ科) | 根こぶ病のリスクが特に高い | 根がこぶ状に変形、生育不良 |
| トマト(ナス科) | 肥料の好みが違い、土が疲れた状態だと育ちにくい | 生育不良、実つきが悪い |
| ナス(ナス科) | チッ素を多く必要とし、アブラナ科後の土では不足しやすい | 葉が弱る、実が小さい |
| ピーマン・パプリカ(ナス科) | トマト同様、肥料のバランスが合わない | 生育が遅れる |
| キュウリ(ウリ科) | 水分・肥料を多く必要とし、アブラナ科後の土と相性が悪い | つるの勢いが弱い、病気が出やすい |
| カボチャ・ズッキーニ(ウリ科) | 土壌病害が残っていると弱りやすい | うどんこ病・根腐れのリスク増 |
混植と併せ後作について注意が必要です。


後作は『エダマメ』がおすすめ♪
カリフラワーの冬採り。
冬採りを終え、エダマエへの切り替えはタイミングが良く。
肥料を大量消費したあとの畑にエダマメをうえることで、根粒菌が土に窒素を固定して“土を肥やす”ことができます。
土が自然に回復し、肥料を使わずに栽培することができます。
エダマメの先の野菜を元気に育てることができます。
カリフラワー 無農薬での栽培方法 まとめ
今回はカリフラワーの栽培方法について解説しました。
カリフラワーはアオムシなど病害虫の食害に悩まされる恐れがある野菜です。
菌ちゃん農法で行った結果、虫につかれず元気に育てることができました。
有機栽培で行う場合は、防虫ネットと小まめな点検が必要です。
防虫ネットをしなければ農薬に頼らざるえなくなります。
参考にしてください。
今回、以上。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
後作のおすすめ…







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