家庭菜園を楽しむ為の鍬と道具 9選

家庭菜園の道具9選 アイキャッチ画像

家庭菜園をしたいけど道具は何があればいいの?

鍬だけでもたくさんの種類があるから迷いますよね。
私の家でも色々な道具はありますが、結局使う道具は限られてきます。

限られた畑、保管場所で管理するためにも、最小限必要なものを把握していきましょう。

「家庭菜園を始めたいけど、最低限何が欲しいのか知りたい。」

「鍬で検索したけど色々あるけど…、どれ買えばいいの?」

自分が必要な道具は…、こんなことでお悩みありませんか?

野菜を育てるには道具が必要になりますが、ホームセンターに行っても色々道具があるし目移りしてしまいますよね。

今回は家庭菜園を始めようと考えているあなたに、最低限用意したい鍬と道具を9つ紹介します。

色々な野菜を育てるにあたり、『特に使う道具』を、家庭菜園を行いたい方と同じ規模で野菜づくりをしている私が紹介します。

この記事を読んでもらえば、家庭菜園で特に使うこと道具がわかります。

道具が揃えばやる気がアップ。

3分程度で読める記事内容です。

この記事はこんな方におすすめ
  • 家庭菜園をしてみようと思いたった人
  • 畑、道具の管理場所が少ない人
目次

最低限の農業装備

鍬と道具の説明写真

鍬は1度購入したら、買い替えは、ほぼしません。
自分の体にあったものを選んでいきましょう。

育てる野菜が変わっても、使用している道具はほぼ変わりません。

①備中鍬(びっちゅうぐわ)

3本刃鍬

刃の先が写真のように3本や4本にわかれているものです。

4本にわかれたものは土をほぐしやすい

3本にわかれたものは軽い分、箇所を狙いやすいといったそれぞれの利点があります。

土づくりで畑を耕す時、使用します。

鍬の振り過ぎで筋肉痛や腰痛はよくある話しです。

体にあったものを選ぶようにしていきましょう。

この鍬の刃物は祖父の代から使用しています。
持ち手を修理して使い続けています。

使い続けるにあたり
体にあった長さはどのくらい?

腰を曲げないで振れるサイズが理想です。
170㎝位の人で1mくらいが体に合うサイズです。
私は身長が180㎝程。持ち手も1m20㎝にカスタムしています。

使っていくと持ち手部分が故障しますが、持ち手を変えて維持をすることができます。

市販のものなら、1mくらいの持ち手が平均となりますので、実際に手に持って感触を確認するようにしていきましょう。

②鋤簾鍬(じょれんぐわ)

じょれんくわ

主に、畝(うね)を作るときに使用します。

栽培床通路部分の開拓時、平らに整える

畝は雨が降ると通路部分に土が流れてしまうことがありますので土を畝に戻すとき、じゃがいもなどの土寄せをするときに使用しています。

簡単にいうと、備中鍬でできない耕し仕事に使用しています。

万能道具の為、草取りでも使用できます。

土への接地面を変えれば、土を掘ることもできる優れものです。
色々な場面で登場します。

高齢な母でも扱いやすいように持ち手をアルミにして軽いものを使用しています。

については扱う人により素材を選ぶ必要があります。

道具を選ぶ際は下記について、注意してください。

重要:鍬を選ぶ注意点

刃の素材を選ぶ

鍬の土に入れる部分の刃はスチール製とアルミ製があります。

それぞれのメリット、デメリットは以下のとおりです。

刃:スチール製
メリットデメリット
固くて重い分深くまで刃が入る

ステンレス製の刃より、固いため石にあたったとしても欠けづらい
さびやすい
(洗った後しっかり乾燥させ、湿気の少ないところで保管)
重量が重く、女性や高齢者は、しっかり鍬を振れない可能性がある
刃部分:スチールの特徴
刃:ステンレス製
メリットデメリット
軽く扱いやすい

さびないので、メンテナンスが容易
固い土が苦手
(深く入らない、石などでかけやすい)

刃部分:アルミの特徴

持ち手を選ぶ

鍬の持ち手、柄部分は木製とステンレス製があります。

柄:木製
メリットデメリット
握りやすく滑りづらい

力が入りやすい
割と重い
持ち手:木製の特徴
柄:アルミ製
メリットデメリット
軽くて女性向け

〇 メンテナンスが容易
力が入りづらい

持ち手:アルミの特徴

おすすめの組み合わせは写真のとおりとなりますが下記のような組み合わせです。

備中鍬は耕すことを目的としていますので、重さを重視

鋤簾鍬は調整を目的としているため、重さはあまり必要としていません

使いやすい道具は、作業を楽しくさせます。
振りやすさや、腰の曲げ具合はどうか?
使う人と相談し、実物を見て判断していきましょう。

鍬についてはそれ以外にも柔らかい土を耕す「平鍬」、固い土をほぐす目的として使用する「唐鍬」というものがあります。

紹介した2点の方が使い勝手もよくおすすめです。

③ばけつ

肥料や草をいれるバケツ

畑に肥料をまくときの持ち運び、採った雑草を入れておく、農薬の分量の混ぜ合わせに使用する。

入れ物としてしようしていきます。

10~15ℓのサイズがおすすめです。

あまり大きいものを購入しても、入れすぎて持てない大きさよりも持てる大きさのものを購入しましょう。

肥料を撒くときはバケツに肥料を入れて撒いていきます。
持って歩くことを前提とした大きさを選びましょう。

④てみ

草や野菜をいれるてみ

プラスチック製です。

みのと一緒の役割です。

こちらも石や草をいれたり、収穫した野菜を運ぶ時、ポット栽培をする際の土の置場として使用しています。

みのは持ち手部分が穴が開いていますがこちらは手でひかっける形です。

収穫の時の1次置場として使用しています。
保管場所をとりますので、収穫は籠のようなものでも代替可能です。

⑤草取り器

雑草をとる道具

草取り器という名目だと機械のように感じますが…、雑草を土から抜く際に、突き刺してテコの原理で持ち上げるようにして草をとります。

畑の規模が小さい場合、草取り鍬のような大物より、小さいタイプの方が、小回りが利く分使い勝手が良いです。

草取りの他に、ほうれん草や人参等のまだ葉が育っていないときの土寄せや、土をほぐす時に活躍します。

畑以外の庭の草取りでも重宝しています。
畑が大きければ、草取り鍬の方が向き
畑の広さと相談して決めましょう。

⑥スコップ(移植ゴテ)

種の植付の時使用するスコップ

ハンディタイプのスコップです。

別名:移植ゴテ

苗の定植や種の植付の際に使用します。

草取り器で土寄せするのは苗自体が小さいもの。

葉が大きく育った野菜の土寄せに使用します。

スコップ部分の広さや素材が商品により変わります。

目的にあった商品選びをしましょう。


通常のステンレス、普通のサイズのものを畑で使用しています。
錆にも強く、石などが多いところを避ければ問題なく使用できます。

⑦はさみ(剪定用)

ナスやトマトを収穫する時に使用するはさみ

実をつける野菜を収穫する。

花木を採るときに使用します。

収穫後の野菜を残渣として処分したいときに使用します。

写真のはさみは庭木も剪定できるタイプとなります。

ミモザやユーカリのような花木を育てる場合、枝部分を切れるよう刃先が頑丈なものを選ぶようにしてください。

ドライフラワーで人気のアカシアを栽培しています。
アカシア木を切りながら採花をします。
ハサミも丈夫なものを選んでいます。

⑧土壌測定器

土壌酸度計写真

参照商品:㈱竹村電機製作所製 土壌酸度計 DM-13

野菜を育てるにあたり、土地の酸度数値が重要になります。

目視で、土壌の酸度を測ることは非常に困難です。

専用の計器を使用し、育てる野菜にあった土壌酸度か否かを確認していきます。

土壌酸度が合わないと肥料が利かないなどの問題が出てきてしまいます。

野菜づくりの成功に不可欠な道具です。

購入する前に、なぜ必要かはこちらを参考にしてください。

⑨じょうろ

苗の水やりに使用するじょうろ

苗や種の水やりに使用します。

「じょうろ」と口元の「はす口」も併せて

必要です。

水のあげ方と「はす口」の向きですが

ポットに種を植付したものは上向き

乾いた畑に植えた苗は下向きに使用します。

じょうろも場所をとります。
2ℓペットボトルと100均で販売しているシャワーヘッドで代替して、経費削減、場所を確保するのもおすすめです。

私が野菜を作る時に、よく使う道具について紹介しました。

道具を準備するタイミング

始める上で早めに用意したい、優先順位の高いものはどれ?

鍬2本と、スコップは最初に購入しておきたいです。
それ以外のものは、必要になったタイミングでも構いません。

全てを最初に購入するのも良いですが、徐々に買い揃えていくのもひとつの手です。

おすすめの農業道具 買物の優先順位
  1. 堆肥と一緒鍬2本、スコップを購入
  2. 苦土石灰・肥料と一緒土壌測定器バケツを購入
  3. 野菜の種、苗と一緒に、じょうろてみを購入
  4. 生長過程草取り器やはさみを購入

最優先は鍬になります。

あとは、土づくりのスケジュールに併せ、不自由のないように準備していきましょう。

道具を購入すると不思議とテンションが上がります。

楽しんで準備をしていきましょう。

道具のまとめ

家庭菜園で使う道具を9つ紹介させて頂きました。

手で使う鍬などは実際に触れてみて重さを確認してみる。

長く続けるためにも自分の手になじむものを選ぶようにしてください。

これなら続けれそうだなと思ったときに耕運機などの機械を検討していくようにしていくのがおすすめです。

道具選びの足しになれば幸いです。

道具を揃えたら、畑を用意していきましょう。

今回は以上になります。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

庭に畑を作る方法についてはこちらを参考にしてください。

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