フウセントウワタ ドライフラワーを作る

フウセントウワタって知ってますか?
店で見かけて買ってみたんですけど…。

生け花として、ドライフラワーにして楽しむ花木ですね‼

一度はお見掛けしたことがあるのではないでしょうか?

『フウセンが割れないようにドライフラワーに』

ハンキング方式にてドライフラワーを作る経過を報告します。

フウセントウワタやドライフラワーをハンキングにて作ってみたい方向けの内容です。

この記事でわかること
  • フウセントウワタのドライフラワーにする方法
目次

ドライフラワーを作る環境

ドライフラワーを作る環境を紹介します。

フウセントウワタのドライフラワー化について、注意が必要なことは…。

フウセン部分が爆ぜてしまうことです。

フウセンが爆ぜないようにドライフラワーにするための環境を整理します。

今回は室内室外(外)での乾燥の2パターンで行います。

室内 乾燥

ハンキング方式

室内乾燥については、「ハンキング法」にて行います。

ハンキング法は定番の方法で、ドライフラワーというとこの方法がイメージされるかと思います。

麻ひもなどで茎を縛って、写真のように吊るすだけです。

吊るした状態で1週間から2週間程、放置します。

それ以外にも、密閉容器に「シリカゲル」を使用する方法などがありますが、コスト面も考慮し、ハンキング法にて行っていきます。

あると便利な道具

室内でハンキング法を行う場合、あると便利な道具です。

山善 サーキュレーター

サーキュレーター

除湿乾燥機

除加湿器

無風状態で乾燥させた場合、実が割れてしまう可能性があります。

そのため、風があるのが理想的な環境となりますので、サーキュレーターで風を当てていきます。

ない方は、扇風機でも良いです。

また、ドライフラワーを作るにあたって、適した時期は秋から春の間の乾燥した時期が理想となります。

梅雨時期や夏場は湿度が高く、環境的には適さない為、除湿が出来ると良い環境となっていきます。

サーキュレーターは、観葉植物の栽培でも、あれば植物が快適に生活することができるようになります。

うまく屋内で観葉植物が育たない方やドライフラワーを作りたい方にはお薦めです。

屋外での乾燥

屋外乾燥でも、「ハンキング法」にて行います。

屋外でのハンキングでは、

  • 雨に濡れない
  • 風通しが良い

上記の点に注意し、場所を選んでいきます。

屋外では、特に必要な備品はありません。

ただ、気候に左右されるため、梅雨時期から夏場は湿度、気温とも高い為、あまり環境的に向きません。

ドライフラワーを作ってみる

ドライフラワーにする過程を確認していきます。

 前提条件
  • 1本づつ、吊るしていく

屋内での乾燥

前提条件の通り、1本づつ吊るしていきます。

サーキュレーターで風通しを良くします。

日当たりは階段側のハンキングスペースで吊っていきます。

ハンキングスペースの環境は、午前中は日が入りますが、午後はほぼ日陰状態。

湿度は55%~65%程度です。

1日目

2日目

3日目

5日目

7日目

屋内では5日程度で実が変色し始めました。

変色と乾燥状態をみて、もう少しハンキングを実施します。

茶色になり過ぎないタイミングでおろしていきます。

生け花からハンキングへの注意点

生け花時に、水が浸かっていた部分は、ハサミでカットします。

水が掛かると色落ちの原因になる為、濡れた部分は除去しましょう。

水につけすぎると、その分カットする量も増えるため注意しましょう。

屋外での乾燥

前提条件の通り、1本づつ吊るしていきます。

南向きのウッドデッキ、屋根付き。

風通しも良い場所で吊るしていきます

雨天時も、吹込みはあまりない為、場所の移動はせずハンキングしていきます。

日当たりは◎。

湿度は55%~70%。

1日目

2日目

3日目

5日目

10日目

10日から14日程度で色が徐々に変色していきます

風通しも良い場所で干すため、風船が爆ぜるようなことはありません。

ここから先は劣化する一方となるため、この状態でハンキングを終了し、屋内に飾ります。

完成後

色が茶色に変色する前に、ハンキングやめ、花瓶などに移し替えて終了です。

フウセンが割れることが懸念されましたが、実際、屋外、屋内とも割れるようなことはなく、簡単にドライフラワーにすることができました。

種取りをしたい場合は、栽培時点でフウセンを爆ぜたところを回収していきます。

フウセントウワタ ドライフラワーを作る まとめ

今回はフウセントウワタのドライフラワーについて解説しました。

ドライフラワーにする過程で、爆ぜてしまうという噂を聞き、観察しましたが、ハンキングであっても、そうそう爆ぜるようなことはないですね。

栽培中、収穫をせず放置した場合は、フウセンは爆ぜてしまいますが、栽培期よりもその心配はないようです。

今回はいつもと、違った内容を解説しました。

今回は以上となります。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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