包丁を使うのが苦手で…。
そうですよね。私も包丁は苦手です。
今回は包丁をあまり使わずできるレシピです。
『包丁を使って料理をすることに抵抗がある。』
『せっかく作ったけど食べてもらえなかった。』
こんな寂しい経験ありますか?
味が濃すぎて手をつけてもらえない。包丁の苦手意識は男性の方が強いです。
かくいう私も包丁を扱うのはあまり得意ではなく、妻の体調次第では手をつけてもらえないことはあります。
めげずに頑張りましょう。
包丁をあまり使わない玉ねぎレシピを家事歴10年の私が紹介いたします。
この記事やレシピを見て頂ければ、ストレスフリーで1品完成。
玉ねぎは男性にも女性にも愛されるべき存在です。
その知識を添えて頂ければ自分にとっても家族にとっても作って良かった一品になるはず。
- 玉ねぎと炊飯器を使った簡単な料理
- 玉ねぎの最適な扱い方
- 玉ねぎの理想の料理方法
たまねぎを賢く食べるコツ 4選
たまねぎを料理するにあたり気をつけたいことを4点説明します。
玉ねぎを炒め続けると甘みが増しおいしくなりますよね。
テレビでも紹介されている有名な話しです。
玉ねぎの良さを引き出すといった面ではどうでしょうか?
自分が食べるならというより、料理を提供する側なら、おいしく栄養もあるのが一番です。
栄養の面から見た時の玉ねぎの活かし方です。
皮を捨てすぎない
表面の茶色の皮をはがした後、2枚目の白と茶色が混じっており捨てたくなりますが、捨てずに調理していきます。
玉ねぎは外側の皮に栄養が集まっています。
2枚目までむくとカルシウム、マグネシウムを9割を捨てることになります。
写真は1枚目の茶色の皮をむいた状態です。
ここからもう1枚むくと栄養を大半喪失します。
私はこの状態でスライスします。
茶色の皮の部分が気になりますので、その部分のみ使わないように避けています。
水に入れて苦味をとろうとしない
たまねぎの辛みを解消するために水にさらすと、逆に栄養を半分以下になってしまいます。
苦味を解消させたい時は、玉ねぎを切り10分程度空気にさらせば辛みが解消します。
苦味の基「硫化アリル」は空気にふれることで「アリシン」となります。
この「アリシン」が疲労回復など玉ねぎの良さを引き出します。
更に30分ほど空気にさらせば加熱してもアリシンが逃げづらくなります。
苦いのが嫌で氷水につけるよりはスライスして放置が一番ベストです。
手間がひとつ減って、栄養確保できるのでこちらの方が良いですね。
後は用途と相談し、空気にさらす時間を決めていきましょう。
飴色になるまで炒める
玉ねぎを飴色になるまで炒めると甘くなりおいしくなります。
砂糖の50倍の甘さでローカロリーと良いこと尽くめに思えます。
先ほど紹介した疲労回復効果など玉ねぎの良さは甘さと引き換えに無くなります。
私は飴色になるまで炒めるのが好きな人です。
奥さんもそうですが、女性はシャキシャキ感が残っている位を好む方が多いです。
料理を作る時は誰に作るのかは大事です。
相手の好みを考えてみると楽しいですよ。
たまねぎの芽部分は捨てない
中心部分の芽は栄養が集まる場所となるため皮同様に捨てず調理に使います。
切り方としては、スライスやみじん切りが無駄がありません。
芽を成長させようとして栄養が集中している部分です。
栄養を逃がさないように捨てないように調理しましょう。
芽の部分は絵的に使うの躊躇してしまいがち。
細かく刻んであげればきになりませんので是非使ってみて下さい。
男性はカロリーより味重視ですが、女性相手に料理を作る際は基本は栄養に気遣うことも大事。
食べてもらえない原因として、その時の体調にマッチしない一品だったということが考えられます。
ヘルシーとまではいきませんがたまねぎレシピについて紹介していきます。
たまねぎごはんの作り方
材料
材料(3~4人分)
①たまねぎ 1個
②お米 2合
③水 340ml(炊飯器の線より少なめ)
●醤油 大さじ2
●だし 5g
④お好みで きざみねぎ 少々
調理時間 50分
料理難易度 5段階評価(5が難しい)
難易度 ●
時間 ●●●
たまねぎは新玉ねぎを使用します。
たまねぎ自体の水分が多い為、ご飯は固めに炊きます。
炊けた後は少し時間をおいてからむらしていきます。
作り方
先にご飯を研いでおきます。
ご飯を研ぐ際は、米が割れてしまわないように、ざるは使用せずボウルでお米を研ぎます。
研ぎ終わったらお釜にお米を入れ、水とだし5gをいれます。水は通常の炊飯より少なめで炊きます。
次にたまねぎを切っていきます。
まず、下の根部分をカットします。
根っこ部分です。
向きを入れ替えて上からたまねぎを十字に切ります。
この時、たまねぎがバラバラにならないようにおさえながら切ります。
先ほど準備したお米の上に玉ねぎをおきます。
⑤醤油大さじ2をくわえます。
全体に浸透するようにすこしお米を混ぜます。
炊飯スタートします。
炊き上がったら少し時間を空け、むらしていきます。
たまねぎ自体もほぐして、バラしていきます。
お茶碗に人数分よそいお好みでネギを振りかけて完成です。
包丁を使う回数3回のみのお手軽なレシピです。2回目以降はレシピを見なくても出来そうな内容の新玉ねぎ活用レシピです。お米を固く炊いても玉ねぎの水分で調和されます。
新玉ねぎが収穫できた際は簡単なのでこれとみそ汁だけで良しとすることもあります。物足りない方は鶏肉などもいれてもおいしく仕上がります。
これなら簡単ですね。
玉ねぎ丸ごとレシピは男性向けではありますよね。
アレンジとしては、だしの種類を変えてみることで味もガラッと変わりますよ。
玉ねぎの理想の調理方法は?
栄養を活かすための玉ねぎの理想の食べ方について補足していきます。
玉ねぎの長所を活かす食べ方はどうなんでしょう?
考えてみました。
- 水にさらして苦味をとる
- 熱を加えて、飴色まで炒める
先に紹介したように、玉ねぎ自体にストレスを与えることで栄養が逃げてしまいます。
栄養を確保するという部分に着目した場合、炒めたとしてもシャキっとした食感があるうちがベストです。
ハンバーグを作るときも玉ねぎは炒めずに生でひき肉とまぜることで吸収率が10倍にアップする効果もあります。
では理想の食べ方はどうなのでしょうか?
- 10分空気にさらした、玉ねぎをサラダにする
- 30分空気にさらした、玉ねぎをスープにする
紹介したレシピとは少し違うのですが…。
生に近いものが1番有効な食べ方になります。
スライスしてほかの野菜と一緒に生野菜サラダなら簡単ですよね。
スープが良いのは栄養がスープ内に残るからです。
水にさらしたりはしないようにしましょう。
レシピのまとめ
簡単に作れるレシピと栄養について説明させて頂きました。
如何でしたでしょうか?
実際に玉ねぎの良いところを発揮させる食べ方は、生に近いものを食す。
ただ、料理が不慣れな方に、簡単にレシピを伝える術として今回のレシピを紹介させて頂きました。
簡単に作れるものを選んで作っていき、慣れていくのが攻略の近道です。
今回は以上です。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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