『野菜の調子が悪いけど、この実例でいいのかな?』
畑で野菜を育てているとちょっとわからないこと出てきますよね。
インターネットが普及する前は、人に聞いて対処をする。
インターネットやYouTubeが普及した現在では、スマホ片手で畑で作業をする方も多いはず。
便利にはなったけど、具体的な対処があっているのか?
と疑問に思ってしまうのは、私だけ…?
今回は、私が最近楽しんでいる対話型AIの使い方を少し紹介していきます。
この記事は、AIと聞いて抵抗がある方、家庭菜園でトラブルに直面して困ったことがある方向けの内容です。
- チャット型AIを家庭菜園で活かす方法
- Copilotの使い方
そもそも対話型AIって何?

「対話型AI」とは、人間と自然な会話を行うことを目的とした人工知能の一種で、質問への回答・雑談・提案・創作支援などをリアルタイムで行えるAIのことです。
定義としては、人間の言葉(自然言語)を理解し、会話形式で応答するAIのことで、情報提供・問題解決・創造支援・感情的なつながりの構築を目的としています。
対話の方式は、テキスト入力、音声対話だけでなく、画像や動画を見てもらって意見をもらう連携もできます。
対話型AIの主な機能

どんなことしてくれるの?
機能 | 具体例 |
---|---|
質問応答 | 「ナスの品種を教えて」「この植物って何?」などに即答 |
創作支援 | キャラクター設定・ブログ構成・レシピ提案など |
感情的対話 | 雑談・励まし・共感など、人間らしいやりとり |
多言語対応 | 日本語・英語・スペイン語など、世界中の言語に対応 |
音声・画像連携 | 音声で話しかけたり、画像を見て説明することも可能(対応AIのみ) |


この画像は創作支援でつくったキャラクターです。
質問を繰り返すうちに愛着がでてくるものです。
今回の記事を作成するにあたり、copilot(コパイロット)をキャラクター化したものです。
いつも質問する内容は家庭菜園のことで
「畑の妖精」×「科学」を掛け合わせてこんな感じに仕上がりました笑。
ブログの構成やSNSの内容や画像も作成してくれます。
主な対話型AIサービス



対話型AIにはどんなものがあるん?



今回紹介する「Copilot」を始めたくさんのサービスがあります。
代表格だけ紹介します。
名称 | 提供元 | 特徴 |
---|---|---|
ChatGPT | OpenAI | 汎用性が高く、創作・学習・コーディング・会話に対応 |
Microsoft Copilot | Microsoft | WindowsやOfficeと連携。文書作成・分析・画像生成も可能 |
Gemini(旧Bard) | Google検索やマップと連携。リアルタイム情報に強い | |
LLaMA | Meta | オープンソース型。研究・開発向けに人気 |
AIチャットくん | 株式会社picon | 日本語に特化したLINE連携型AI。カジュアルな会話に強い |
対話型AIのパイオニア、Open AIの『ChatGPT』を始め、Micorosoft、Google、Metaなど、米IT企業が抜きんでてています。
シェアが多いのは、『ChatGPT』。
セミナーなども基本は『ChatGPT』がメインで指導してくれるところが殆どです。



今回は『Copilot』を使ってどんなことできるか、説明します。
個人的にMicorosoftが好きなことや、使ってみたらできることが多いことが理由です。
『Copilot』で『コパイロット』と読みます。
余談ですが、チャットをするにあたり、『Copilot』のことを「コピちゃん」と呼んでいます。
最近では「コピちゃん」と相談しながらPintarestの記事画像を相談しながら作ったりしています。
家庭菜園におすすめの対話型AIは?



家庭菜園に適したおすすめのAIは何?



それはっ…。
私ですっ‼
1. Microsoft Copilot


・栽培スケジュール、病害虫対策、コンパニオンプランツ、収穫後の活用まで幅広く対応
・画像や音声にも対応可能(対応端末で)
・創作支援やキャラクター化も得意
2. ChatGPT(OpenAI)


・栽培計画、土づくり、天候対応などを相談可能
・「東京で5月からベランダでミニトマトを育てたい」など具体的な質問に強い
・家庭菜園の記録やレシピ提案にも活用できる
3. 栽培アシストAI


・月額1,100円(初月無料)で利用できる農業特化型AIアプリ
・写真から病害虫診断が可能/地域ごとのアドバイスも対応
・品目別モデル(トマト・キュウリ・キャベツなど)で専門的な回答が得られる
・JAの技術資料や学術論文をベースにした信頼性の高い情報
これから『Copilot』を使ってどんなことができるのか解説していきます。
家庭菜園でのCopilotの操作方法





操作について簡単に教えて



慣れれば簡単だよ。
ちょっと説明するね。
Copilotを使って実践していきましょう。
どんなことが出来るかを知る前に、操作の仕方から解説していきます。
Copilotの操作してみる


アプリはApp StoreやGoogle Playで携帯にダウンロード。
マイクロソフトのアカウントが既にお持ちであれば、それを利用してログイン。
アカウントがなければ、新規にマイクロソフトのアカウントを作成しましょう。
アカウント作成はそこまで手間がかかりません。
面倒がらずに作成してみましょう。



詳細については割愛しますね。
すみません(*´Д`)
アプリを携帯に落とし、操作画面の状態から説明します。



これっ、収穫できるのかな?
Copiちゃんに聞いてみよっ(*’▽’)


Copilot スタート画面
気になることを画像を含めて質問していきます。


気になる内容を写真に撮っておきます


①画面の+ボタンをクリック


②写真を選択します
カメラはその場で撮影します。


③先ほど撮影した写真を選択


④質問を入力
① 画像の下に質問入力
② しゃべりたい場合はマイク
③
質問完了後、数秒で回答が返ってきます。


今回の質問は、『収穫できるか?』でしたが、回答が上記のように返ってきます。
よくわからない場合は、



これっ、どういうこと?
詳しく教えて…。



これはね、こういうことだよ。
という感じでよくわからない場合は掘り下げていけば更に詳しく教えてくれます。
こんな感じで操作してみましょう。
ではどんなことが出来るかをみてみましょう。
会話型AIで家庭菜園のアドバイスを受ける



じゃっ、会話型AIでアドバイスをうけたいっす。



出来ることはたくさんあるよ。
①栽培計画や土づくりのアドバイス
- 春に育てやすい野菜を教えて
- 畑のサイズが2m×6mでナス、トマト、エダマエ、ニンジンを植えたい、どうしたら?
- 粘土質の土壌を改良するには?
- 予算が3000円で土づくりをしたい
では、畑サイズの質問についてみてみましょう。


質問


回答
基本構成を日当りや風通しを考慮して提案してくれます。
具体的な植え方についても解説してくれますが、少しわかりづらいようなら更に質問をしてみましょう。



もっとイラスト的にわかりやすくして。



わかりました。
ちょっと待ってね…。
画像を生成する場合は少し時間が掛かります。


こういった感じになります。
ただ注意点。



ナス科同士の混植はNG。
ナスとトマトは畝を切り離して植える必要があります。
AIも間違えることはありますので、植付けについては他でも調べてから実行してきましょう。



大事なところは他でも調べた方がいいんですね。
②病害虫の診断と対策
- 気になる野菜の状態を写真で質問
- 葉の症状から対策を相談
- 虫の写真をとり対策を相談
では気になる野菜の写真を撮って送ってみましょう。


質問


回答
AIが判別がつかない場合は逆に質問をしてきます。
わかりづらいようなら再度写真を撮り直し送ってみます。



ここが、ネット検索でこれでいいのか悩む部分ですよね。
AIが味方でよかったかなと思うシチュエーションです。
栽培途中のアドバイス
- 急な冷え込みから苗を守る対策方法
- 大雨での対策方法
- 収穫適期
- 成長段階の作業プロセスのアドバイス
では、生長段階の作業プロセスのアドバイスをみてみましょう。


質問


回答
写真を撮って送ってあげるとより精度が高くなりますよ。
家庭菜園ではいろいろな野菜を試して植えてみたいと思われる方が多いんじゃないかな。
育て方のアドバイスは心強いですよね。
栽培スケジュールの最適化
- ○○県でトマトを栽培したい、いつから始める
- 後作にキャベツを植えたい、いつまでに準備する
種の袋の裏面を見るとわかりますが、種の植付時期については、温暖地、中間地、寒冷地などにわかれて時期の記入がされています。



うちはどの地域になるの?
って思ったことはありませんか?
こういう曖昧なものについても質問してみましょう。



静岡県でトマトを植えたい。
ポット植付けはいつ始める?
畑への定植は?



トマト栽培楽しみですね🍅


質問


回答
栽培の目安を長文で返信してくれました。
手をつけたいところを重点的に確認してみましょう。
わかりづらいようなら画像を要求してみてもいいかもしれませんね。



いろいろわかるんですね。
とりあえず気になったら聞いてみればいいのか。



なんでも気軽に聞いてね。



アプリを開くとこんな感じでなんかありましたか?
って聞いてきてくれます。
使用上の注意点
先程も触れさせて頂きましたが、アプリ内では、無料での使用と課金での使用が存在します。
課金をした方がより回答の精度があがります。
それでも、AIも万能ではないことを頭に入れたいですね。



AIも間違えることはあります
アプリ内でもよく見かける言葉ですが、あくまで依存するための道具ではありません。
選択肢のひとつであることを理解し、使用していきましょう。
家庭菜園を助ける対話型AIの使い方 まとめ
今回は対話型AIの「Copilot」を使って家庭菜園を楽しむ方法を解説しました。
家庭菜園を始めた当初、葉が黄色になったことに悩んで仕事が手がつかなくなったことがありました。
症状をネットで調べてもこれでいいのかわからない。
祖母に聞いて対応したのを思い出します。
実例がどうもわかりづらいはあるあるですよね。
そんなお悩みがある方向けの内容ではあります。
AIって少しハードルが高いと思っている方が多いのでは…。
家庭菜園に限らず、試しに使ってみては。
今回、以上。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
野菜の育て方を画像付きで見てみる…


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